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糸リフトで自然な仕上がりを叶える|失敗しない医師の選び方

この記事でわかること
  • 糸リフトで不自然な仕上がりになる原因
  • 自然に見える糸リフトに必要な施術設計
  • 失敗しないための医師選びのポイント
  • ヒアルロン酸やボトックスとの組み合わせ方

「糸リフトを受けたいけれど、いかにも整形しましたという顔になってしまうのが不安…」。そのようなお声を、診察室でとても多くいただきます。糸リフトは、たるみを引き上げてフェイスラインを整える有効な施術ですが、仕上がりの自然さは、糸の種類や本数だけで決まるものではありません。医師がどのような設計思想を持ち、何を組み合わせて治療するかによって、結果は大きく変わります。

この記事では、自然に見える糸リフトの条件、失敗しないための医師の選び方、そして整形感を出さないための施術設計の考え方を、私の視点からお伝えします。

なぜ糸リフトで「整形顔」になってしまうのか

糸リフトを受けて「なんだか顔が不自然になった」と感じた経験がある方や、そうした事例を見聞きして踏み出せずにいる方は少なくありません。その原因を正しく理解することが、自然な仕上がりへの第一歩です。

引き上げすぎによる「ひきつり感」

糸リフトで最も多い失敗のひとつが、過剰な引き上げによるひきつりです。たるみを取り除こうと強く引き上げることで、皮膚や筋膜が不自然なテンションを受け、笑ったときや話したときに違和感が出てしまいます。

特に頬骨周囲や口角付近は、引き上げ方の角度や強さがわずかにずれるだけで表情が不自然になりやすい部位です。私は「引き上げる量」よりも「引き上げる方向と深さ」にこだわるようにしています。

顔全体のバランスを無視した部分治療

たとえばフェイスラインだけを引き上げても、こめかみや首のたるみが残っていると、全体として「何かおかしい」という印象になります。顔は立体的なひとつの構造物であり、部分だけを変えると他のパーツとのバランスが崩れます。

自然な仕上がりを目指すためには、顔全体を俯瞰したうえで「どこを・どれだけ・どのように変えるか」を設計することが不可欠です。

加齢の仕組みを無視した施術設計

加齢によるたるみは、皮膚が単純に「下に落ちた」だけではなく、脂肪コンパートメントの萎縮や骨格の変化も伴います。そのため、引き上げるだけでは不十分な場合も多く、失われたボリュームを補うヒアルロン酸注入などと組み合わせることで初めて自然な若さが再現できます。

ポイント: 糸リフトは「強く引き上げる施術」ではなく、顔全体のバランスを見ながら自然な位置へ戻すための施術です。

自然に見える糸リフトの条件とは

では、整形感を出さずに自然な美しさを引き出す糸リフトには、どのような条件が必要なのでしょうか。私が大切にしている3つのポイントをお伝えします。

「引き上げ量」ではなく「方向と深さ」の精度

自然な仕上がりを決めるのは、どれだけ引き上げるかではなく、どの方向に・どの深さで糸を通すかです。たとえば、頬のたるみには斜め上方向ではなく、やや側頭部に向けて斜め後方に引く角度が、より自然な骨格に沿った引き上げになることが多いです。

糸の通る層によっても、見た目の変化と持続性は異なります。これは解剖学的な知識と経験の積み重ねによってのみ精度が上がるものです。

糸の種類・本数の最適化

糸リフトに使われる糸には、コグの形状や材質、吸収期間によってさまざまな種類があります。コグが多く強力な糸は引き上げ力が高い反面、皮膚表面にディンプルが出やすいリスクもあります。

どの糸を何本使うかは、患者さんの皮膚の厚さ、たるみの程度、骨格に合わせて選択する必要があります。「本数が多ければ良い」というわけではありません。

他の施術との組み合わせ設計

糸リフト単独よりも、ボトックスやヒアルロン酸注入を組み合わせることで、より自然で調和のとれた仕上がりになります。

たとえば、糸でフェイスラインを引き上げながら、頬のくぼみにヒアルロン酸でボリュームを補い、さらに咬筋へのボトックスで下顔面をすっきりさせる。このトータルデザインこそが、「なんとなく若くなった」「自然に綺麗になった」という印象を生む秘訣です。

失敗しない糸リフトの医師の選び方

糸リフトの仕上がりは、医師の技術と設計思想に大きく左右されます。「どんな医師に任せるか」の判断基準を持っておくことは、後悔しない選択のために非常に重要です。

カウンセリングで「顔全体の設計」を語れる医師か

信頼できる医師は、カウンセリングの場で「このパーツだけ治せます」ではなく、「顔全体のバランスを考えるとこういう設計が自然です」と話せます。

引き上げる部位だけでなく、現在の骨格・皮膚の状態・加齢変化の特徴を踏まえた説明があるかどうかを確認してください。

ビフォーアフターの写真だけを見せてくる医師には注意

美容クリニックではビフォーアフターの写真が多用されますが、写真はライティングや角度によって見え方が変わります。「この写真のようになります」という説明だけでは不十分です。

それよりも、「あなたの場合はどのような変化が期待でき、どのようなリスクがあるか」を個別に丁寧に説明できる医師かどうかを重視してください。

断る勇気のある医師かどうか

患者さんから希望があっても、その施術が最適でない場合にきちんと代替案を提示したり、場合によっては「今は施術より経過観察を」と伝えられる医師は、患者さんの利益を真剣に考えています。

医師選びのポイント: ビフォーアフター写真の多さよりも、「自分の顔に対してどれだけ具体的な説明をしてくれるか」を重視しましょう。

糸リフトと他施術の組み合わせ比較

糸リフトを単独で行う場合と、他の施術と組み合わせる場合では、アプローチできる加齢変化の範囲が大きく異なります。

施術 主な効果 適しているたるみ・変化 持続の目安
糸リフト 物理的な引き上げ・輪郭の引き締め 頬・フェイスライン・首のたるみ 1〜2年程度
ヒアルロン酸注入 ボリューム補填・溝の改善 ほうれい線・頬のくぼみ・こめかみの凹み 6ヶ月〜1年半程度
ボトックス注入 筋肉の緊張緩和・小顔効果 エラ張り・額のシワ・眉間のシワ 3〜6ヶ月程度
糸リフト+ヒアルロン酸 引き上げ+ボリューム回復 中顔面のボリューム不足を伴うたるみ 複合的に持続
糸リフト+ボトックス+ヒアルロン酸 顔全体の立体的若返り 加齢による複合的な変化全般 計画的なメンテナンスで長期持続

次に、糸の種類・特性の比較です。使用する糸によって、仕上がりや適応が異なります。糸の形状も様々あり重要ですが、糸の素材によっても大きく変わるので素材の違いを表にまとめました。

糸の種類 特徴 向いているケース 注意点
PDO(ポリジオキサノン) 柔らかく馴染みやすい・コラーゲン生成を促す 皮下組織が少ない・皮膚が薄い・ナチュラルさ重視 吸収が早い・皮下組織が多いと固定感が物足りないことがある
PLLA(ポリ乳酸) 吸収がゆっくり・硬く強い 中等度のたるみ・強い固定力を望む方 ダウンタイムが比較的長く硬さが出ることがある
PCL(ポリカプロラクトン) ビタミンCなどを練りこんだものがある 重度のたるみ・皮下組織が多い方 熱に弱く変性するリスクがある

乃木坂のクリニックからのご提案

乃木坂で完全プライベートの美容皮膚科を営む私が、日々の診療で最も大切にしていることは「その方らしい自然な美しさを損なわないこと」です。

整形顔にはなりたくない、でもたるみは何とかしたい。そのような繊細なご希望に応えるためには、糸リフトの技術だけでは不十分です。

お一人おひとりの顔を「診る」ことから始めます

初診のカウンセリングでは、まず患者さんの顔を時間をかけて拝見します。どの部位にどのような加齢変化が起きているか、骨格の特徴は何か、皮膚の質感や弾力はどうか。これらを総合的に判断したうえで、糸リフトが適切かどうか、どの施術と組み合わせるのが最も自然な仕上がりになるかを提案します。

南青山・西麻布・六本木・赤坂からも通いやすい立地です

当院は乃木坂駅から徒歩圏内にあります。南青山、西麻布、六本木、赤坂といった港区内はもちろん、渋谷区・千代田区方面からもアクセスしやすい立地です。

完全予約制・完全個室の環境で、プライバシーを最大限に配慮した診療を行っています。他院で物足りなさを感じた方、過去に失敗体験がある方も、まず率直なご相談からお気軽にどうぞ。

施術後のフォローまでが私の仕事です

糸リフトは施術して終わりではありません。糸が馴染む経過の中で、ときに微調整や追加の相談が必要になることもあります。

医師1人のクリニックだからこそ、担当医が変わることなく一貫したフォローができます。長期的なお付き合いを前提に、患者さんの顔の変化に向き合い続けることが、私の診療スタイルです。

まとめ|自然な糸リフトを叶えるために大切なこと

  • 整形感の原因は「引き上げすぎ・部分治療・設計不足」にある
  • 自然な仕上がりは「方向・深さ・バランス設計」で決まる
  • 医師選びでは「顔全体の設計力」を重視する
  • 糸リフト単独より、ヒアルロン酸やボトックスとの組み合わせが自然な若返りにつながることがある
  • ビフォーアフター写真よりも「自分への個別提案力」を見ることが大切

よくあるご質問

糸リフトは何歳から受けるのが適していますか?

明確な適齢はありませんが、一般的に皮膚のたるみが気になり始める35歳前後からご相談いただくことが多いです。たるみの程度・皮膚の状態・骨格によって適応は異なりますので、まずはカウンセリングで現状を確認することをおすすめします。

糸リフトとヒアルロン酸注入は同時にできますか?

同日に行う場合もありますが、患者さんの状態や施術の目的によって、時期をずらしてご提案することもあります。糸リフトで引き上げた後、数週間おいてからヒアルロン酸でボリュームを補うほうが仕上がりを確認しやすいケースもあります。

糸リフトのダウンタイムはどのくらいですか?

個人差がありますが、施術後1〜3日は挿入部位の腫れや内出血が出ることがあります。引き上げ感の違和感は1〜2週間程度で落ち着いてくる方が多いです。大きなイベントや人前に出るご予定がある場合は、2週間以上の余裕を持ってスケジュールを立てていただくと安心です。

糸リフトの施術設計や医師選びにお悩みの方は、まずは気軽にご相談ください。あなたの顔の状態を丁寧に拝見したうえで、自然な仕上がりを目指した最善のご提案をいたします。 カウンセリングを予約する